どんなに前向きに生きていても、ふとした瞬間に
「何もしたくない」
「気力がわかない」
と感じる時期がありませんか?
私にも、そんな人生の停滞期が何度もありました。
それは占い師としての活動を始めた頃、そして旅を続けている今も、定期的に訪れます。
でも、今はその時期を「悪いこと」とは思っていません。
むしろ、心の声を聴き直すための静かなメンテナンスタイムなのです。
①「動けない自分」を責めない
昔の私は、停滞期になると焦っていました。
「発信しなきゃ」
「何か行動しなきゃ」
と、無理に前に進もうとしていたのです。
でも、ソウルコンパスの考え方では、止まることも運の流れの一部。
水が一度たまり、澄んでいくように、自分のエネルギーもいったん落ち着かせる時が必要です。
だから今の私は、そんなときこそ「よく頑張ってきたね」と声をかけてあげます。
罪悪感ではなく、いたわりの時間を持つ。
これが、停滞期を上手に過ごすための第一歩です。
「動けない」と感じたときは、あえて“何もしない日”を作ってみましょう。
予定を入れず、スマホも開かず、ぼーっと空を眺めるだけでも大丈夫。
それが、魂が深呼吸をしているサインです.
② 五感を整える「静かな朝の儀式」
停滞しているときほど、頭ではなく感覚を整えるようにしています。
朝、ノートを開く前に深呼吸して、温かいお茶をゆっくり飲む。
香りの良いアロマを焚いて、空気を入れ替える。
そんな小さなことが、心の詰まりを少しずつほぐしてくれます。
特別な瞑想や修行ではなく、「心地よい」をひとつずつ増やすだけ。
それが、魂のエネルギーを再起動させるスイッチになるのです。
「今日の香り」を決めると気分が整います。
私は、停滞期によくラベンダーとベルガモットを選びます。
心を静めつつ、少しずつ前に進む勇気をくれる香りです🕊
③ 何をやめるかを見つめ直す
停滞期には、新しいことを始めるよりも、「手放す」「減らす」ことに目を向けます。
例えば、SNSの発信を少し休む。
予定を詰めすぎない。
思考を整理するために、ノートに「今の心配ごと」をすべて書き出す。
書き出すと、「本当に大切なこと」が浮かび上がってくるんです。
それが、次の流れへのサインになります。
書くときは「やめたいこと」ではなく「いったんお休みすること」と書くと、心が軽くなります。
無理に手放すより、自然と離れていく方が、流れはスムーズです。
④ 旅に出る準備をするように、心を整える
旅の前に荷物を整えるように、心にも「整える時間」が必要です。
停滞期は、魂の旅の前泊のようなもの。
焦らず、静かに過ごすほど、次の扉が自然に開きます。
私も、何度もそうやって「もう一度進もう」と思える朝を迎えてきました。
その瞬間、まるで新しい風が吹くように、現実が動き始めるのです。
まとめ
停滞期は「止まること」ではなく、「整う時間」。
焦らず、優しく、少しだけ五感に意識を向けてみてください。
静かな朝、香り、ノート、お茶。
それだけで心のチャンネルが今ここに戻り、ソウルコンパスの針が、またあなたの道を指し示し始めます。