吉方位を意識しても豊かになれない３つの理由

方位術を学び、吉方位を意識して動いても、
「思うように豊かにならない」
と感じることはありませんか？

実はそれ、あなたが間違っているのではなく、
「エネルギーの使い方の順番」が少し違っているだけなんです。

この記事では、方位術を実践しても現実が動かない人に共通する
3つのポイントを、わかりやすく解説します。

「なぜ金運が動かないのか？」を理解できれば、
方位の力をもっと自然に、そして豊かに使いこなせるようになりますよ。

理由①　外側ばかりを整えて、内側が整っていない

「北が金運」「東がチャンス」…

そんなふうに、方位の外側の条件ばかりを意識していませんか？

方位は確かに大切ですが、それだけでは流れは動きません。
なぜなら、私たち自身の内側の状態が整っていないと、
外のエネルギーが入ってこないからです。

例えば、どんなに良い風が吹いていても、
窓を閉めたままだと空気は入ってきませんよね。

心も同じで、内側が硬くなっていると、運の風が通り抜けないのです。

方位術や東洋占術のベースにあるのが、
「五行（ごぎょう）」という自然のエネルギーの循環法則です。

この世界のあらゆるものは、
「木・火・土・金・水」の5つの要素で成り立っていると考えられています。

一覧表にまとめてみました。

これらの五行は、互いに助け合いながら（相生）、
ときに影響し合って（相剋）、
私たちの心や行動、運の流れに深く関わっています。

運を受け取るために、特に大切なのが 「土」と「水」 のバランスです。

この2つが整っていると、心がゆるみ、
外のエネルギー（方位の力）を自然に吸収できるようになります。

逆にどちらかが偏っていると、
いくら良い方位に行っても「流れを感じない…」となりがちです。

🌾 内側の土を整える → 安心して動ける

💧 内側の水を整える → 感謝や喜びを感じられる

内側のエネルギーが整うことで、外側の方位と共鳴しはじめます。

「金運を上げたい」
「ご縁をつなぎたい」

そう願うあまり、「行動すること」よりも「結果」に意識が向いていませんか？

でも、方位術の本質は 「動くこと」 にあります。
動くことで流れが生まれ、エネルギーが循環し始めるからです。

結果は「動いたあと」に自然についてくる。

方位は「行動のスイッチ」なのです。

五行で言えば、木＝行動、金＝結果。
木（行動）が伸びなければ、金（結果）は輝きません。

だからこそ、「動く」ことが最初のスイッチになるのです。

最後の理由は、「意図の欠如」。
良い方位に行くことが、目的になっていませんか？

たとえば、
「今日は、南が吉だから出かけよう」ではなく、
「今日は、心が軽くなる行動を選ぼう」など、
意図を明確にして動くことが大切です。

意図とは、エネルギーを導く磁石のようなもの。
これがあるかないかで、同じ方位でも結果がまったく違ってきます。

この順番を飛ばさずに丁寧に整えると、
方位のエネルギーもスムーズに巡り始めます。